カムシャフトの焼入れ
『Int. J. Microstructure and Materials Properties』第11巻、第1/2号、2016年
自動車用カムシャフトの誘導焼入れにおける矯正工程の省略
要旨:カムシャフトの誘導表面焼入れにおける最近の技術的進歩により、その歪みが劇的に低減された。カムシャフトの歪みをほぼ検出不能なレベルまで低減し、多くの場合、矯正工程そのものを不要にできたのは、真に均一な硬度分布を形成できること、最大焼入れ温度を最小限に抑えること、および焼入れ中に圧力や力を一切加えないことの3つの要因によるものである。 また、最近の設備導入においてSHarP-C™技術を採用したことで、優れた真直度だけでなく、高周波焼入れされたローブおよびベアリングの金属組織特性も向上することが実証されている。この先進技術は、エネルギー消費を最小限に抑え、インダクタの寿命を大幅に延ばすことも可能にする。